子どもと関わる学生の
ための講演会 vol.2
・ 日時:2006年12月16日(土)13時45分〜16時30分

・ 場所:内神田教育会館

・ 講師:森口紀子親業訓練インストラクター)

・ 主催:こどがく

・ 参加:23名(7大学/8サークル・専門学校、社会人)

・ 参加費:700円

・ 報告者:たくろー

◆12月16日(土)、内神田教育会館にて
『子どもと関わる学生のための講演会 vol.2』が催されました。都留文科大、文教大、法政大、跡見女子大、埼玉大、学習院大、横浜市立大、東京福祉保育専門の学生と、社会人の方を合わせて総勢23名!での講演会となりました。

◆また、今企画は「2006冬、こどがくの学生のための連続企画」第1弾として行われました。第2弾『学生のための人形劇ワークショップ vol.2』も合わせてどうぞ!


◆講師は、好評だった前回企画に引き続き、親業訓練インストラクターの森口紀子先生

◆先生の最初の言葉…「普段子どもと接していて、自分なりの考えはあるものの、どうも違うなと感じることがある…これまでの自分の接し方を考え直し、良い部分はそのままに、よりよく変えていく」…本日の目的はずばりこれです!


◆前回同様に、アイスブレイクを兼ねた自己紹介からスタート。5分間でなるべく多くの人とあいさつを交わします。中には思わず話し込んでしまうペアも…

◆今回のロールプレイは集団で行われました。全体で2つの役に分かれて、一方は「子ども役」としてロールプレイに参加、もう一方は「観察役」で、ロールプレイ中の気づきをひたすら書き起こしていきます。

◆テーマは「クリスマス会の話し合い」。「今度のクリスマス会で出し物をするためにみんなで話し合う」という、学生にとってなじみ深く、かつタイムリーな話題!指導員がリーダーシップを発揮し少々強引に話を進めていくAパターン、子どもたちの意見を積極的に聞き入れていくBパターンの2種類を演じました。


◆「話し合いが始まっているのに席につこうとしない」。そんな子どもへの接し方もパートによって異なります。先生の巧みな進行で、演じているのは学生だけれど、子ども会などで“よくある”話し合いを見事に再現していました。

◆観察役の学生も真剣にメモをとります。


◆子ども役・観察役入り交ざってディスカッション。その後グループごとに発表し合います。

◆それぞれかなり白熱したようで、「Aパターンは強制的で告知されている感じ」「Bパターンはやさしい感じで意見が出しやすかったけど、その反面話し合いがまとまらない気もした」など、さまざまな評価が飛び出しました。


◆ロールプレイをふまえて、自分と相手との関係を、「問題がある時とない時」に分けて考えていきます。問題があるなら、一体誰が問題を持っているのか?「相手」「自分」「両方(対立)」という3つの状況が考えられます。まずは「誰がどんな問題を持っているか」を整理することが解決への第一歩!

◆そして、これらはそれぞれ「聞くこと(能動的な聞き方)」「話すこと(わたしメッセージ)」「対立を解く」という親業訓練のコミュニケーションに関する3つの基本的なスタンスに対応しています。


◆写真は、「どうしてもゲームに参加したがらない子どもへ、どんな言葉をかけるか?」の実演。「絶対楽しいからやろうよ」「参加しないと次から仲間に入れないよ」「どうして嫌なの?」「じゃぁしなくていいよ」...etc。あなたならどうしますか?

◆また、お話の中で「相手の頭の中のぐしゃぐしゃを1つ1つ取り出してあげる」「人は本来、自分で解決する力を持っている」「『あなたが自分で考えていいんだよ』ということを教えてあげる」といった言葉が強く印象に残りました。


◆3つの柱を学んだ後は、「自己表現のために『自分を知る』」ということで、思いつく限りの「自分の良いところ」を書き出し。その後ペアを組み、1分交代で自分の良いところをスピーチし合います。

◆たとえ問題が整理できても、自分の価値観が定まっていなければ解決は難しい。そのために何より自分自身を知ることが大切で、またそれができれば相手を理解しやすくもなるそうです。


◆さらにペアが合体して4人組をつくり、今度はさっきペアの良いところを別のペアに紹介します。先ほど聞いたスピーチに加え、「私は○○さんのこんなところが良いと思う」とコメントを付加。お互い少し照れながらも、自分の言葉で他己紹介を進めていました。

◆4人でのスピーチタイムの後、再びまとめのディスカッション。とにかくグループワークの数が多い今回、周りの考えを知ることができ、とても充実していたと思います。

◆その後の質疑応答では、「ケンカの仲裁方法は?(子ども同士が対立し、その状況に自分も困っている)」「悪ノリしてくる子への対処は?」「個人でなく複数人で固まってあそびに参加しないので悩んでいる」など、やはり現場での苦労がにじみ出る(?)質問が出されました。


◆終わりに、こどがく新メンバーの小野寺の自己紹介(左写真)や次回企画の宣伝を行い、恒例の記念撮影♪

◆企画後の交流会では、たくさんの方々に参加していただき大いに盛り上がりました。そして17日の企画へと続きます!


参加されたみなさん、おつかれさまでした!!